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ホーム›金華日々徒然› 金華の景色四季折々エッセー › 町内の大先輩(89歳)の岐阜空襲の体験談話が中日新聞に…。
町内の大先輩(89歳)の話が中日新聞に…。
この貴重な体験談を、私の頭にも刻ませていただきたいと思います。
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▼米軍のB29爆撃機が家の屋根すれすれを飛び、鼻の高いパイロットの顔がはっきり見えた。焼夷弾で街が焼き尽くされていく様を堤防からぼうぜんと見つめた。火の手が迫り、姉と一緒に長良川に入ってしのいだ。堤防上では市民病院へ向かう負傷者の列ができた。街中は死体が山になっていた。だが、凄惨な光景にも「自分のことで精いっぱいで感情が追いついてこなかった」。
▼生きることに必死だった時代。堀さんはそんな経験を三人の子どもや孫たちにも伝えてきた。「食べたいものが食べられて、行きたいところに行ける。戦時中は考えられない。今の子は本当に幸せや」。最後に、こうしみじみと言った。
(記事=中日新聞:大沢悠さん、レポート松原)