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ホーム›金華日々徒然› 団体紹介, 金華の福祉, わいわいハウス金華 › NPO法人 わいわいハウス金華(上茶屋町)、岐阜市老人福祉センター「友楽園」「天満ホーム」
講座・サークル 女性麻雀教室/太極拳/コーラス
開館時間 午前中(喫茶)
中心市街地、福祉・まちづくり(岐阜市)
» 岐阜県紹介資料
» NPO法人ポータルサイト – 内閣府
» yykinka.org
※令和2年 金華地区の高齢化率は 38.39%
» 地区別高齢化状況 岐阜市
下記 平成18年頃の資料より
岐阜市の金華校区は高齢者比率が 31%を超え、岐阜市の中でも特に高齢化が進んだ地域となっている。これまでは市民生活に必要な公共サービスを行政と企業が担ってきたが、複雑・個別化する問題に迅速に対応することが困難となった。この地域の福祉機能を充実させるためには、行政や企業以外の小回りの利く地域に密着した機関が必要であると考え、平成15年にNPO法人として「わいわいハウス金華」を立ち上げることとなった。
介護保険を使うことなく、高齢者がいつまでも元気で、支え合って地域のコミュニティを築いていきたいと考え、高齢者がいつでも気軽に立ち寄ることができる施設として「民営公民館」を運営することになった。
「NPO法人 わいわいハウス金華」は岐阜市議会議員を4期務めた理事長が地域貢献の立場から、明治35年以来100余年となる木造の自宅と事務所をオープンハウス化し、地域高齢者の交流の場として地域に開放している。
県下初の「民営公民館」として運営し、元気な高齢者がいつまでも元気でいるための健康・福祉の充実を目的に様々な活動を実施している。
主に「民営公民館活動」、「かけこみ寺」、「介護予防」の 3つの事業を展開。
〇シニア生活支援(高齢者の何でも相談窓口を開設し、話し相手やボランティアによる簡単な大工仕事・家事・雑用など、高齢者の生活をサポート。また、保険会社と提携し、高齢者の保険相談にも対応)
〇サークル活動支援(高齢者の交流を深める場として、囲碁、手芸、書道、太極拳、麻雀教室などを展開)
〇飲食サービス(地域交流の食堂として、館内で喫茶・食事を廉価で提供)
〇シニア人材支援(活躍の場を求める高齢者を企業・団体・個人に紹介し、高齢者の社会参加を支援。今年度は花火大会の会場整理の仕事を紹介。)
地域から悪質な勧誘や詐欺による被害者を出さないよう、弁護士による悩み事の法律相談を無料で実施。
元気な高齢者がいつまでも元気でいるための健康づくりとして、整体師による整体や太極拳教室、介護や健康に関する悩み相談を実施。
講師を迎え、地元の歴史を勉強する「金華歴史文化懇話会」を実施。
金曜日には「金金サロン」と称し、80才以上の方を対象に会費 500円で昼食会を実施。
また、毎月15日の銭湯無料サービス日には近隣の銭湯とタイアップし、70才以上の方を対象に風呂付き 1,000 円パーティーを開催。
平成18年4月より、岐阜市老人福祉センター「友楽園」の指定管理者となった。
老人福祉センターの現状における役割は、高齢者の健康増進、教養の向上、レクリエーションのための場所(機会)の提供が主なものとなっております。
岐阜市には、老人福祉センターが10ヵ所設置されています。その中でわいわいハウス金華は指定管理制度で平成18年4月に友楽園を、更に平成21年4月から天満ホームについて管理業務を行っております。
現在約250人の会員が登録している。毎日30人程度の会員が訪れ、高齢者の憩いの場として賑わいを見せている。
公営の公民館は利用上の制約が多いが、わいわいハウス金華では、高齢者がいつでも気軽に利用することができる施設を目指し、高齢者のニーズを捉えた事業を実施している。
「公益信託ぎふNPOはつらつファンド」の助成により事業内容を充実させることができた。
運営基盤となる資金は会員制度を基本としているが、高齢者が会員であることもあり、NPOはつらつファンドの助成金が非常に助かっている。
今後は収入をどこから得ていくかを考えないと、運営が難しくなる。
今後、まちづくりというのは、まさに高齢者問題となる。高齢者は弱い存在と見られがちだが、多くの方は元気である。高齢者には豊富な知識・経験もある。まずは、元気の良い高齢者をまちづくりに活かす取り組みを行ってほしい。
県は、高齢化率を県内平均値(20%)で捉えがちであるが、岐阜市には金華・明徳・京町・徹明校区のように高齢化率が30%を超えている地域もある。これらの地域をモデルとして、現状の把握と課題解決に向けた重点的な取り組みを行ってほしい。