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ホーム›金華日々徒然› 金華まちづくり協議会, 金華篝火塾・金華村塾 › 高井健 元本巣教育長を囲んで 金華篝火塾を再催 10月23日
23日に約半年ぶりの金華篝火塾が再開した。講師は、梶原県政時代にオリベイズムの展開を地元本巣町教育長として口火を切った高井先生によるお話。
オムニバス形式で5話。
第一話。金華地区の芭蕉の句を紹介
ロープウェイ山頂駅登山道 夏来てもただひとつばの一葉かな
三重塔前 城跡や古井の清水まず問わん
十八楼にて このあたり目に見ゆるもの皆涼し
湊町ポケットパーク 面白うてやがて悲しき鵜舟かな
伊奈波神社前 山かげや身を養わむ瓜はたけ
妙照寺にて やどりせむあかざの杖になる日まで
第二話。民謡「おばば」
岐阜を代表する民謡。民謡は祝歌と業歌があるが、おばばは業歌と云れる。
揖斐川発祥説。 江戸時代の初頭、旗本で美濃代官岡田将監の孫が生まれた時の歌ともいわれている。
笠松発祥説。明治の初頭は県庁所在地であり、当時随分と栄えていたころ発祥。
金華地区には、金華安宅車軍団爺がおばばを踊る会があり、ユニークなまちづくりの事例であるとお褒めの言葉をいただく。
第3話。不破の関における雪中の静御前と3人の稚児達の逃避行物語。途中、梁川星巌の漢詩で詩吟を臼井紅雲先生にご披露いただく。星巌から、宇宙、火星、木星、金星の御話も。
第4話。加子母村の「火祭り」芥川龍之介の小説にもなった、後に神護寺の宮司となり高尾聖と呼ばれた遠藤盛遠と袈裟御前との秘話。
第5話。「そ・わ・か」の実践を! 人生万般「そ…掃除、わ…笑い、か…感謝」に限る。この実践が教育界も、社会も変える。
90歳を迎えるご老体ながら矍鑠としてスマートにしてダンディー。つい先日も、伊吹山登山を楽しまれたとのこと。まさに人生の達人です。