「ふるさとに学ぶ」服部吉彦　元岐阜小学校校長、前岐阜市立東長良中学校長・現中部学院大学教授

ふるさとに学ぶ

元岐阜小学校校長
前岐阜市立東長良中学校長・現中部学院大学教授
服部 吉彦

　今日も６時半には、各地でラジオ体操の音楽が流れ、小中学生、保護者、高齢者他多数のみなさんが、気持ちよく一日のスタートをきってみえることと思います。

　岐阜小学校３年間、子どもたちとそして、地域や保護者の皆様とふるさと学習を進め、毎日学校に向かう脚が軽かったことを覚えています。今も、明るく活き活きした子供たちの姿、にこやかに挨拶し話しかけてくる声は、一緒に生活している人々にエネルギーを与えてくれていることと思います。

　先日も、岐阜公園近くで保護者の人と歩いていた岐阜小の子どもさんから挨拶をもらいました。その瞬間、こちらも笑顔になりました。今もツブラジイの輝きと緑に映える金華山、川面にうつる岐阜城、時折通る街並みの変化など、また違った角度から歴史と文化薫る岐阜小学校区を見るのも感慨深いものがあります。

　ここ数年間、私は、自分の住んでいる自治会の委員をしております。県の無形民俗文化財である芭蕉踊り（雨乞い踊り）の協力をしたり自治会の活動に参加したりしています。参加すると多くの方と顔見知りとなり、コミュニケーションが広がっていくのを感じています。

　みなさま、お体を大切にしていただきながら、地域活動にやりがいを見出し活動が益々盛んになることをお祈りしております。