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安宅車軍団 爺がおばばを踊る会

2020.03.03 1,386

「安宅車軍団爺がおばばを踊る会」とは、

 平成31年に金華安宅車奉曳事業を担当した金華自治会連合会2・4地区の役員が中心になって、奉曳事業でお世話になった地域の皆さんに、伊奈波神社参集殿の「山おろし」にて、婦人会の協力を頂き岐阜民謡「おばば」を踊り感謝の気持ちをお伝えしたことが設立の原点となりました。

 これには伏線がありました。2・4地区が担当して毎年実施している「大仏フェスティバル」において行う盆踊りの折に、ある幹事が、「岐阜には民謡おばばがあるのに、郡上踊りや白鳥踊ばかり踊るというのは、いかがなものだろうか」という素朴な疑問というか鋭い指摘がありました。
 そこに居合わせた役員方の一様の思いとして、これは岐阜民謡おばばを是非とも岐阜小学校の子供たちに踊り伝える事も我々の務めであろうという使命感が沸き上がったのでありました。
 そして1、2年がたち、安宅車奉曳事業でも役員の多くが執行部として働き事業推進する中で、山おろしでおばばを踊ろう、おばばを踊れるような安宅車奉曳事業の盛上がりを目指そう、という運びとなったのでありました。

 また、おばばを踊るという行為は、特に男性においては、社会人として色々なしがらみや、恨みや矜持、劣等感や誇り、挫折感や達成感、様々な感情が絡み合い、どうしても地域活動への参加に足が遠のく傾向がある中、それらの過去をかなぐり捨てて地域に飛び込んでゆく勇気と覚悟を作る禊であり、蛮勇を奮い踊るのであります。

 それは、ささやかな取り組みではありますが、多くの退職後の男性諸氏に対して、その豊富な経験、知識、見識、技術を持ちながら家の中に眠らせるのでなく、蛮勇をもって地域に飛び出し、その有り余る能力を発揮して、この地域社会が抱える難問を一緒に解決すべく取り組んでいただきたい、というメッセージであり、願いにほかなりません。
 一緒に踊っていただける方、随時募集中です。勇気をもって踊りましょう。そして、ここ金華の地で、再び青春を味わい、冥途の土産といたしましょう。

「おばば」とは、おばば発祥の伝説

揖斐川町役場前にある発祥の地石碑

揖斐説

お婆々の唄は、天正の頃揖斐城主堀池備中守の姉が善明寺春淨の許へ嫁ぎ、めでたく初男子を出産したそのお祝いとして、祝酒と笛太鼓を持って老母が嫁の在所へねぎらいに行ったことから、この唄が生まれた、という説が残っています。そして、この唄は、祭りの時のみならず地域一帯に昔から伊勢参りの出迎え、家、倉などの新築祝、嫁とり、婿とりの祝宴、またはイモチ送りの行列等に、景気を引きたてて唄われてきました。

笠松説

元唄「おばば」の唄は県内外に伝わる古い民謡です。その発祥については諸説ありますが、笠松に伝わる「おばば」の唄は民謡の古い音階を残していることや、江戸時代の唄の様子と似ていること、また、江戸時代幕府直轄地であり、木曽川一の湊町であった笠松の庶民の繁栄ぶりがうかがえることから、笠松が発祥であり、それが各地に伝わったと、亡き服部克己先生の研究で明らかになりました。笠松祭では、「おばば」(ぼぼ車)が神輿(調才)の後陣を務めることから「おばば」の唄は宴会や祝いの会の締めとしてうたわれています。私たちも「おばば」の唄を唄って後世に伝えていきたいものです。―笠松町文化協会―

他方、「おばば」は岐阜県の民謡であるが、岐阜県内のみならず 鹿児島・愛知・茨城・和歌山・島根・青森など、全国各地で唄われていた。いずれも「おばば」と呼ばれたが、歌詞やはやし言葉はいろいろな変化があります。このように各地に広まった理由は、旅人が伝えた外に、揖斐川・長良川・木曽川の洪水対策として宝暦の治水工事などの大規模な治水工事が行われて、全国から“手伝普請”として人夫が動員されたため、彼等が「おばば」を故郷に持ち帰ってはやらせたという背景があったと言われています。しかし このように地方に伝播した「おばば」は、残念ながら近年 若者の民謡離れや 飲酒の習慣の変化により酒席がなくなったことなどを背景に、ほとんど耳にすることはなくなってきています。

一、
お婆々どこへ行きゃるナーナーナー
お婆々どこへ行きゃるナー
三升樽さげてソーラバエ
ヒュルヒュルヒュー
ヒュルヒュルヒュー
嫁の在所へナーナーナー
嫁の在所へナ
ささ孫抱きにソーラバエ
ヒュルヒュルヒュー
ヒュルヒュルヒュー

二、
岐阜は良いところじゃナーナーナー
岐阜は良いところじゃナー
金華山の麓ソーラバエ
ヒュルヒュルヒュー
ヒュルヒュルヒュー
織田の蛙がなあナーナーナー
織田の蛙が
寝ちょって聞―けるソーラバエ
ヒュルヒュルヒュー
ヒュルヒュルヒュー

三、
お前百までナーナーナー
お前百までナー
わしゃ九十九までソーラバエ
ヒュルヒュルヒュー
ヒュルヒュルヒュー
共に白髪のナーナーナー
共に白髪のナー
サ・生えるまでソーラバエ
ヒュルヒュルヒュー
ヒュルヒュルヒュー

活動あれこれ…

金華婦人会のご支援ご教導を頂きながら、「おばば」と「伊奈波音頭」と「ダンシングヒーロー」の3曲が持ちネタとなりました。

「安宅車奉曳実行委員会山おろし」R1.5
伊奈波参集殿にて
「大仏フェスティバル」R1.7 岐阜大仏 正法寺にて
「岐阜市と杭州市国際交流事業」R1.7
本巣市坂内(旧坂内村)にて
「敬老会」R1.9 金華公民館にて
「中部地区観光通訳大会」R1.10 ウカイミュージアムにて
柴橋岐阜市長、古田知事方と
「公民館文化祭」R1.10 金華公民館にて
「メディアコスモス狂俳顕彰行灯まつり」R1.12 メディコスにて

役員
会長 後藤 勝利
副会長 安藤 武夫
副会長 加野 直巳
事務局 林 憲和
連絡先 090-4233-1689
メール こちらまで

会費無料
稽古 毎月原則25日6時半~
稽古後楽しい反省会あり

稽古の様子 安藤テーラーにて
公民館にて
反省会の様子
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