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ホーム›金華日々徒然› 岐阜中央中学校・PTA › 「家庭で育ち、学校で学び、地域で鍛える」岐阜中央中学校運営協議会にて 政井裕司 前岐阜中央中学校長
岐阜中央中学校運営協議会にて
平成三十年十月三十日
家庭では、「おはようございます」「おやすみなさい」などの挨拶や生活リズムの定着、家庭学習の習慣化など、生徒の家庭生活が充実するようかかわっていただいていると思います。家族の絆、地域住民の絆が深まるきっかけは、そんな身近な姿の中にもあるのではないかと思っています。隣人や地域で出会う方々と挨拶を交わす家族の姿を見て、生徒は挨拶する大人に敬意を表し、真似ようとし、そうすることが当たり前に育ちます。
学校では、生徒が一人前の大人として生きていくための学力や生活力を学び、身につけることができる、信頼される学校づくりを目指しています。そのためには、生徒が憧れる魅力ある大人の一人として、教師自身も常に成長をしなければならないと考えています。
地域では、各種行事におけるボランティア活動があり、中学生も活躍の機会をいただいています。慣れない間は指示をしてくだされば、生徒は意欲的に取り組みます。きっと大切な役割も任せていただけるようになります。ほめていただくと笑顔でがんばります。駄目なときは、生徒が納得できるようにしっかり叱ってください。地域住民の方々が、時と場に応じた礼儀の在り方や地域のために役に立つことの喜びを教え、“未来の地域社会人”としての中学生を鍛えてくださることに心から感謝しています。
岐阜中央中の生徒たちが、地域の青少年、地域の大人として少しずつ成長していくことを期待しています。そのためには、家庭・学校・地域が、生徒の成長に対する共通の願いを持ち、心をひとつにして、それぞれの役割を果たしながら生徒の成長にかかわっていくことが必要だと思います。
始業式・入学式では、「中学校は大人になるための勉強をするところである」と話しました。また、生徒会の取り組む三本柱と同様に「時を守り 場を清め 礼を正す」という三つの行動を大切にするよう話しました。家庭・学校・地域のどこでも意識し、実行して欲しいと願っています。
すべての大人が生徒のために、「我が家の子どもは岐阜中央中の子ども、岐阜中央中の子どもは我が家の子ども」という発想と行動を貫く家庭・学校・地域でありたいと思います。
生徒は、家庭で育ち、学校で学び、地域で鍛えられ、地域社会人として成長します。
前岐阜中央中学校長 政井 裕司